|
ベンチャー企業だろうが容赦はない。手を出せば呪われるのだ。愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。そしてまた、愚者の歴史に壱ページが加わる。あなたは愚者か、賢者か…… |
「あの国のあの法則」ケーススタディ4:「或るベンチャー企業の挫折」 皆さんは、ガーラというベンチャー企業をご存知だろうか?「ガーラフレンド」というコミュニティを運営し、メール広告やWebコンサル等も手がける、ナスダックジャパン公開企業である。 此処は、日本のみならずアジアへも進出することとし、その第一弾として 韓国で合弁会社を設立した(2000年12月27日)。 http://www.gala-net.co.jp/pdf/pr_20001227.pdf ところが、それまで93年の設立以来一貫して黒字経営を続けてきた同社は、合弁会社設立後の01年度の第1、第2四半期決算で連続して赤字を計上した。 http://www.gala-net.co.jp/pdf/r20011115.pdf このままではいけない。彼らは経営改善計画を策定し、その中で韓国の合弁会社を清算した。 http://www.gala-net.co.jp/pdf/pr_20011024.pdf その後、会社の赤字は急減し、第4四半期では黒字転換するとも言われている。 【イルボソ氏コラムより】 ◇まとめます。 ◆絶好調だった。 ↓ 韓国と組んだ。 ↓ いきなり赤字。(呪われた) ↓ 韓国の合弁会社を精算。 ↓ 回復出来そうだ。 |